0次表記、とは僕の軌道論における土台となる表現のことです。
たとえば、僕たちが物体を理解する際の原子のようなもの。
簡単に言えば、僕たちがペン回しの動画を見たときの、各瞬間ごとの状況を表記するための手段。
つまり、コマ送り再生での各コマ、1コマ1コマに現れる内容をすべて記述することを目標とします。
0次表記は次の7表現系から構成されます。
(正確に言えば、現段階で僕たちが区別したい状況はこの7つで(ほぼ)十分だ、ということです)
・主にペンの回る場(≒手)を表現するもの
P表現系、D表現系、B表現系、T表現系
・主にペンを表現するもの
F表現系、C表現系
・主に手間および手とペンの相対的な位置を表現するもの
R表現系
ここで、各表現系は次のような内容を示します。
P表現系(Position) …手首の位置を体の位置に対する相対座標で示す
D表現系(Direction)…手首より先の部位の方向を上記と同様の相対座標で示す
B表現系(Bending) …各指の関節の曲がり具合を示す
T表現系(Touch) …各指間での接触状況を示す
F表現系(Fixed) …ペン状の特定の点の位置をP,D表現系と同様の相対座標で示す
C表現系(Contact) …ペンと各指間の接触状況を示す
R表現系(Ring) …接触を伴わない指、ペンの位置を示す
F表現系は若干まだ存在を認めるかどうか思案中。
とりあえずここまで。タイプたるい。((